最近臨時広場に98のプリーストが多い。
「殺したら悪いから」
そんな理由でベースレベル98の人を避ける者は多い。ソロが絶望的に近い純支援プリーストにとって、狩りに出たいのに一緒に組んで出かけてくれる人がいないのは辛いことである。
ちょうど一年前、緑タヌキもレベル98で追い込みの絶頂期であった。当時もソロギルドだったため固定で組める仲間はいない、Lvを上げるには臨時PTしかなかった。
転生を目指すだけならTUという手段もあったが、あえてそれを切った。大好きな臨時でオーラを目指す、そう心に決めたのだ。どんな相手でも、どんな狩場でも対応する自信はあった。
しかし、そんなやる気とは裏腹に募集しても人が集まらない日々が続いた。短時間でも組んでくれる人がありがたかった。結局98から99になるまでに半年を要した。とても長い道のりだった。
そんな過去を振り返っているところへ、1人の古参ハンターがタヌキの元を訪れる。
タヌキの人の気まぐれで非公平狩りだったけど書いてしまおう。
ジョブ:96ハンター
コードネーム;ベッキー(仮称)
分類:A>L鷹師、アーチャーセット
スナイパーのための装備は揃った、あとはオーラを目指すのみと意気込むベッキーさん。最終狩場を探している最中らしい。
量産ハンターなら窓手や亀地上といった狩場がありそうだが、ベッキーさんはAgiカンスト級のブースト時のLukが100を軽く超える鷹師。SP回復剤を垂れ流したDS狩りは難しそうだ。調査ということで監獄1F行きを提案するタヌキ。装備をアコセットへと換装する。
ベッキーさんの装備はアーチャーセット+中型弓。素Dexが50にも満たないベッキーさんだが、LAを挟めば囚人、隠者がDS2発で落ちる。アチャセット強し。DEFが高いリビオは高いASPDと発動率40%に届こうかという自動鷹で処理。連続でオートBBが発動するとリビオが3秒とかからず沈む。鷹のHit音が心地よい。
時折遭遇するMH。アコセット+アスム状態の緑タヌキならリビオのソニックブローすら800程度のためまったく死ぬ気はなかったが、そこは念を押してサンドシュート。そう、オーラ追い込みにはこの慎重さも必要である。
1時間と20分でベッキーさんの矢が尽きる。ベッキーさんが稼ぎ出したExpは3.9M、自給にして2.6M/hペース。公平設定でも1.3M/h。
いままで監獄ペアはLKとスナイパーで叩き出した1.2M/hが最大だったが、それをはるかに上回る値。驚異的である。鷹師がここまでやるとは思わず、驚きを隠せないタヌキの人。転生へ向けた闘志と執念を垣間見た気がした。
前日-25%のデスペナ&鷹師でそこまで必死狩りは無理であろうと思い、あえて公平設定をONにしなかったのですが、余計なお世話でしたね。次回はちゃんと公平でやりましょう。@180M頑張ってください!
(と、絶望させるようなことを言ってみる)
タヌキの人はオーラ追い込みの人を応援します。